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タイトル:「検証」を習慣化するには?その2
【2006年10月30日配信】
前号のメルマガで、
私が前々号で書いた「検証が一番大事である」という記事に対して、読者様から「検証を、日常生活の中で習慣化するには?」というような内容の質問を頂戴しました、というお話をさせていただきました。
もう一度書きますが、読者様のご質問は以下のとおりです。
>「検証」と言っても、それこそ馴染みのないことなので
>日々の生活者で「検証」を身に着けようとしたら
>どんなところからやり始めればいいのでしょうかね。
>習慣にするための「きっかけの一言」どのようにすれば
>良いのでしょうかね。
このご質問に対して、私は、以下のように返答させていただきました。
> そそれでは、私なりの考えを書かせていただきます。
> 習慣にするための「きっかけの一言」というのとは
>多少ずれるのかもしれませんが、
>「まずは、日常の行動に計画を立てる」
> というのをご提案したいと思います。
> 「検証」というのは、
> 「計画」とその「実行」を前提として成り立つものだからです。
> 例えば、
> 東京ディズニーランドに遊びに行こうと考えたとします。
> そこで、まず計画を立てるのです。
> 1.何月何日の何曜日に行く。
> 2.何時に出掛けて、何時に帰ってくる。
> 3.その時間内に、どこどこのアトラクションを回る。
> 4.お金は、いくらぐらい使う
> などという計画を立てます。
> そして、その計画と、実際東京ディズニーランドに行った結果と
>どれくらいズレがあったのかを検証してみるのです。
> 例えば、2の「何時に出掛けて、何時に帰ってくる」という計画に対して、
> 実際は思っていた以上に帰る時間が遅くなったとします。
> そこで、遅くなった原因を検証していくわけです。
> 1.アトラクションの待ち時間が、思った以上に時間が掛かった。
> 2.行き帰りの交通の時間が思った以上に掛かった。
> 3.食事をする場所を見つけるのに時間が掛かった。
> 4.疲れて休憩する時間が長かった。
> など、いろいろな原因が考えられます。
> 1の場合、次回行くときには、
> 「開園と同時に東京ディズニーランドに着くように行って
> 混むアトラクションは真っ先に回るようにしよう。」とか
> 「何曜日に行くのは止めにしよう」とか
> 「回るアトラクションの平均待ち時間を調べてみよう」
> などとという見直しが出来たりします。
> 2の場合、次回行くときには、
> 「帰りの電車が混んでいてなかなか乗れなかったので、
> もう少し早い時間に帰宅するようにしよう」とか
>「今度は違うルートの交通機関を使ってみよう」とか
> 3の場合、次回行くときには、
> 「弁当を持っていくようにしよう。」とか
> 「食事は、混雑時には避けるようにしよう」とか
> 4の場合、次回行くときには、
> 「最初から休憩する時間をはじめから頭に入れて
> どれくらいの時間が必要か考えよう」とか
> 「回るアトラクションの数を減らそう」とか
> などなど、いろいろな見直し案が出てくると思います。
>お金が予想以上に掛かった場合なども、
> 上記のように検証と見直しができると思います。
> 実は、こういう検証って、
> 無意識の内にやっていることが多いと思うのですが、
> 最初に計画を立てていないために、
> 「検証」しているという実感が湧かないのでは?とも思います。
> なので、検証を習慣付けるためには、
> 「日常の行動に計画を立てる」ということが
> まずは必要なのではないかと思う次第であります。
以上が、質問をいただいた読者の方に、私から返答させていただいた内容になります。
この返答メールに対して、さらに読者様から以下のような返信メールを頂戴いたしました。
>廣畑 信二様
>応答ありがとうございます。
>検証を習慣とするためには
>『日常の行動に計画を立てる』とのご意見、
>なるほどと感心しました。
>が、血液型のせいにすると、
>私は大雑把のO型です。
>どちらかと言うと「日常の行動に計画を立てる」ことこそが
>習慣になるのが課題です。
>そこで私も考えました。
>「検証」を習慣とするには、
>『どうだった?』を口癖にしようと思うのです。
>そして『だから??。』で結ぶのです。
>たとえば
>東京ディズニーランドに遊びに行った『どうだった?』
>食事をする場所を見つけるのに時間が掛かった。
>『だから??。
>次回行くときには、』
>「弁当を持っていくようにしよう。」とか
>「食事は、混雑時には避けるようにしよう。」とか
>それを出来るだけ書き留めるように習慣化する。
>それをデータとして活用できるようにする。検証の楽しみ。
この最後の「検証の楽しみ」という言葉は、非常に重要ことだと思いました。
習慣化出来ない大きな理由のひとつに、「面倒くさいとか」「やる気が出ない」などの理由があると思います。
この読者様のように、「日常の行動に計画を立てる」、それ自体が重荷に感じてしまうこともあるかもしれませんね。
といいますか、このように感じる人の方が多いのかもしれません。
こういった原因を考えてみると、それは、やり続けること(習慣化すること)に楽しさを感じられないからでしょう。
人間、楽しく感じれることは進んでやろうとしますが、楽しく感じられないことには、どうしてもなかなかやる気が起きません。
義務感や使命感でやろうとすると、それがますます重荷の原因になってしまうことさえもあります。
日常の行動に計画を立てて、それを検証していくことに楽しみを感じるようになれさえすれば、はじめて習慣化することができるのかもしれません。
この読者様のおっしゃるように、検証自体を楽しく思えるように工夫するというのは非常に大事だと思いました。
皆様も、是非自分なりの楽しみ方というのを見つけて下さいね。
PDCAサイクル(「PLAN(計画)」・「DO(実行)」・「CHECK(検証)」・「ACTION(見直し)」)をひとつのサイクルとして回し続けることを習慣化することが出来るようになりさえなれば、あなたの事業の成功の確率が格段に上がることは間違いありませんから。

