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タイトル:【 体系的 】に捉えることの意味とは?
【2009年8月5日配信】
前回のメルマガで、
『事業活動を【 体系的 】に捉え、計画を立てる事こそが、成功への導線を最短のものとする最良の方法ではないか?』
というようなことを書かせていただきました。
では、なぜ、
『事業活動を【 体系的 】に捉え、計画を立てる』
ということが必要なのでしょうか?
それについては、私は以下のように考えています。
【事業活動という一連の流れに整合性を持たせること】
【その一連の流れの中で想定されるリスクを回避・軽減すること】
私の前職の会社では、朝礼などで、
「お客様に良い品をどんどん安く売ることを働きがいといたします」
という言葉を唱和していました。
「良い品をどんどん安く売る」というのは、その会社にとっては企業理念のようなものです。
良い品を安く売る⇒お客様が喜ぶ⇒従業員の働きがいになる、という連鎖なのです。
しかしながら、ある時期から、従業員には
「良い品をどんどん安く売っている」
という自負を持つことが出来なくなってしまいました。
その原因は、価格がよそと比べても決して安くはなくなったからです。
これには、いろいろな問題が内包されていたのですが、極論から言えば、
利益追求という足枷から逃れることが出来なかった、
ということだと思います。
企業が存続するためには、もちろん利益追求は仕方の無いことです。
その会社においても、安く販売しても利益が出る体制作りのため、いろいろな施策が施されました。
しかし、幾多の試みは、決して芳しい結果を残すことはありませんでした。
そして、結果として、
良い品を安く売れない⇒お客様が喜ばなくなってしまった⇒従業員が働きがいを無くしてしまった
という負の連鎖に陥ってしまったのです。
つまり、
「良い品をどんどん安く売る」という理念と、
「良い品をどんどん安く売ることが出来なくなった」という現実との
整合性がとれなくなってしまったのです。
企業活動に矛盾が生じてしまうと、その会社は一気に求心力をなくしてしまいます。
求心力のなくなった会社は、崩壊していくものです。
逆に言えば、会社が、その求心力を保つためには、企業活動の一連の流れに整合性を持たせることが不可欠ということになります。
そして、企業活動の一連の流れに整合性を持たせるためには、企業活動を【 体系的 】に捉えて考えていかなければならない、と思うのです。
また、企業活動を一連の流れとして【 体系的 】に捉えていくと、その活動におけるリスクを想定することができるようになってきます。
リスクというものは、それをあらかじめ想定しているのとしていないのとでは、それを回避・軽減する労力というのは、まったく違ったものになってきます。
私の前職の会社でも、会社が肥大化する前にそのリスクを事前に察知してその回避策・軽減策を打っていたならば、今とはまったく違った形で存続していたのではないだろうか?と思ってしまいます。

