社長に必要な能力を挙げるなら?
【2011年10月27日配信】
社長に必要とされる能力は、それこそ多岐に渡ります。
リーダーシップ、マネジメント力、戦略策定能力などなど・・・・
そして、具体的に挙げるとすると、「経営分析ができる」ということも間違いなくその一つだと思います。
今回は、その「経営分析」について書いてみようと思います。
ここで言う"経営分析"とは、決算書を見て、
「会社が良い状態であるのか?それとも悪い状態であるのか?その経営状況を判断する。」
ということです。
決算書は、良い状態の会社なら良いシグナルを発していますし、悪い状態の会社なら悪いシグナルを発しているものです。
その発せられたシグナルを決算書から読み取る力が必要です。
「決算書を読み取る」というと、税理士のように高度な会計知識が必要なのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
だいたい、私自身にそんな高度な会計知識はありませんので、そんな説明すること自体無理です(笑)
ただ、会社の経営状況を正確に読み取る為には、税理士のような高度な会計知識を有した者が作成した正確な決算書であることは必要になると思います。
とにかく、正確に作られた決算書の中味を経営分析という観点から読み解く力があればいいということです。
さて、その決算書の中味にはどのようなものがあるでしょう。
中小企業が作成を義務付けられている決算書は
・貸借対照表
・損益計算書
・株主資本等変動計算書
・個別注記表
の4つになります。
「事業報告書」「附属明細書」というものもありますが、中小企業には添付の義務がないようなので、作成していない企業が多いと思います。
また、同じく作成義務はないのですが、非常に重要な決算書として「キャッシュフロー計算書」というものもあります。
経営分析に特に必要な決算書類は、上記中の「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つであるいうことをまず覚えておいていただければといいと思います。
「貸借対照表」とは、決算日の時点で、どのような資産(財産)があり、負債(借金)があるのか、その一覧表のことです。
「損益計算書」とは、決算期間内(1年間)でいくらの売上があり、どんな費用が掛かっており、結果としていくら利益が出たのかを表したものです。
つまり、「貸借対照表」と「損益計算書」の関係は、1年間の経営成績を表すものが「損益計算書」であり、その経営成績の結果、どのような財政状態になったのかを表すのが「貸借対照表」ということになるのです。
また、「キャッシュフロー計算書」とは、決算期間(1年間)のキャッシュの増減理由を分類した表のことになります。
今回の説明はここまで、この続きは次回に。

