会社経営にとって、安全性と収益性はどちらが大事か?
【2011年10月30日配信】
今回は、前回と同じ【経営分析】の内容の続きとなります。
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それでは今回は、経営分析を具体的に見ていくことにしましょう。
そもそも経営分析というのは、その会社の安全性や収益性を判断するために行うものです。
では、安全性と収益性のどちらが大事なのでしょうか?
答えは・・・・
両方です!
もったいぶったうえに、さらにこの答え・・・ムッとした方もいるかもしれませんね。すみませんでした。
でも、会社を繁栄させるという観点だと、やっぱり、どちらも同じくらいに重要なんです。
経営者は、会社の繁栄を願っているはずですからね。
しかし、単に会社の存続という観点からだと少し事情が変わってきます。
それは、儲かっているのに、会社は潰れてしまう場合もあれば、儲かっていなくても、会社が潰れない場合があるからです。
つまり、会社の存続という観点からだと、収益性よりも安全性の方が重要という考え方も出来るわけです。
ただ、やっぱり経営者は会社の繁栄を願っているものですから、安全性の方が重要という言い方は、どうしてもピンと来ませんよね!
だから、
■ 安全性は、会社を存続するための必要最低条件
■ 収益性は、会社繁栄のための十分条件
と捉えた方が、なんだかしっくりくるようです!
この「安全性」と「収益性」を判断するときに、その指標となるのが決算書ということになるわけです。
「安全性」については「貸借対照表」、「収益性」については「損益計算書」がその指標となり、また、「キャッシュフロー計算書」も「安全性」の指標と言えます。
前にも紹介したのでおさらいになりますが、
■「貸借対照表」とは、「決算日の時点で、どのような資産(財産)があり、どのような負債(借金)があるのか、その一覧表のこと」であり、
■「損益計算書」とは、「決算期間内(1年間)で、いくらの売上があり、どのような費用が掛かっており、結果としていくら利益が出たのかを表すもの」であり、
■「キャッシュフロー計算書」とは、「決算期間(1年間)のキャッシュの増減理由を分類した表のこと」になります。
さて、これらの決算書類で経営分析していくには、まず、それぞれの書類がどのような構造になっているのかを知る必要がありますよね。
次回は、その決算書の構造を見ていくことにしましょう。

